できれば避けたい?ルフトハンザのプレミアムエコノミー2020年

ルフトハンザのプレミアムエコノミーのアメニティ旅行
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2019年12月-2020年1月フランクフルト-羽田間の長距離路線で、ルフトハンザ(全日空ANAとの共同運航便)のプレミアムエコノミークラスを利用しました。

2018年1月JALのプレミアムエコノミーで感動して以来、2度目のプレミアムエコノミー。残念ながら、今回利用したルフトハンザのフランクフルト-羽田便は、日本帰国時の所要時間こそ11時間弱と短かったものの、前回のJALプレミアムエコノミーに比べると、残念な点が多く、プレミアムエコノミーを利用するなら、ルフトハンザは今後避けたほうがいいかな、と思いました。

年末年始のヨーロッパ発日本往復フライトは約18万円

12月30日(月)フランクフルト発、1月12日(日)羽田発便、プレミアムエコノミー料金は約18万円(この料金には、ヨーロッパ内フライト往復+日本国内片道、いずれもエコノミークラスを含む)。行きのフライトは、日本到着が12月31日大晦日の午後ということもあり、プレミアムエコノミーは半分ほど空席でした。

ルフトハンザのプレミアムエコノミーで残念だった点

同じ航空会社のプレミアムエコノミークラスでも、路線や時期、機体の当たりはずれがあると思いますが、2020年1月に乗ったルフトハンザのフランクフルト-羽田便は、ちょっとはずれだったかも。2018年1月に乗ったJALのロンドン-羽田便を比較してみました。

レッグレストがないだけで快適度がすごく違う!

今回、ルフトハンザのプレミアムエコノミーで一番残念だったのは、レッグレストがなかったこと。もちろん足置きはあり、高さも調整でき、背もたれのリクライニング幅も、足元スペース及び座席前後の広さや座席幅も問題なかったのですが、前回JALのプレミアムエコノミーで感動したひざ下からふくらはぎにかけてのレッグレストがなく、これだけのことで快適度がこうも違うのかと驚きました。

ルフトハンザのプレミアムエコノミーの座席

前後のスペースは充分あるが、足置きしかない!

さらに、日本行き便は、今にして思えば、リクライニングのボタンも固く、ふわっとシートがのびる感じがありませんでした。機体が古かったのかもしれません。

羽田発時のラウンジ使用がなかった

2018年のJALプレミアムエコノミー利用時には羽田空港のさくらラウンジが利用できましたが、今回はラウンジ使用ありませんでした。

荷物預入れの際、念のため確認したところ、「ルフトハンザ便ではありません」との答えだったので、もしかしたら全日空ANA便だったらあったのかもしれません。

そのほかの残念だった点

細かい点ですが、比較してみるとほかにもちがう点は多数。

  • リクライニングで背もたれが後ろに倒れる(後ろの人にちょっと気兼ねする)
  • 隣の座席との間の頭の部分のディバイダーがない(エコノミークラスと同じ)
  • 優先チェックインなし(オンラインチェックインするから、関係ないけど)
  • 預入荷物のプライオリティ扱いなし(乗継便が小型機だったので、早く出てきたけど)

無料預入荷物、ルフトハンザのエコノミーは1個のみ!

海外在住日本への単身一時帰国。お土産のほか、日本から持ち帰る食料品や日用雑貨など、荷物が多いときに気になるのが、無料手荷物制限のこと。

以前、ルフトハンザ航空は、エコノミークラスでも預入荷物が二つ無料だった記憶があるのですが、今回調べたところ、エコノミーだと1個、プレミアムエコノミーだと2個だったので、この点は、プレミアムエコノミーにしてよかった!と思いました。

ルフトハンザ航空預入荷物

手荷物1個の最大サイズは縦+横+幅158センチ

JALやANAならエコノミーでも2個無料で預けられる!

ただし、JAL便やANA便の場合、エコノミークラスでもプレミアムエコノミークラスでも、国際線の場合、23キロまでの預入荷物が2つ無料で預け入れることができます(サイズはJALのほうが大きくても大丈夫)。

日本航空JAL預入荷物

日本航空JAL国際線預入荷物制限

下は全日空ANAの国際線フライト

全日空ANA預入荷物制限

 

ルフトハンザ航空、手荷物の追加料金は片道2万円

ちなみに、ルフトハンザ航空で荷物が有料となった場合でも追加料金は片道2万円、往復4万円。ヨーロッパ域内分がさらに追加料金となるかどうかについては、よくわかりませんでした。

ルフトハンザ超過荷物追加料金

ルフトハンザ航空プレミアムエコノミークラスの食事やドリンク

次から利用することはないかなということで、すっかりやる気をなくしてしまいましたが、その他の情報も一応載せておきますね。

アメニティで水のボトルが用意されている

上の座席の写真右下でわかりますが、500ミリの水のボトルが用意。不要だったのでもらいませんでしたが、飛行中も追加でもう一本配布のサービスがありました(これはエコノミーも同じかも)。

離陸後すぐにオレンジジュースがサーブされる

ちょっとスペシャル感がしてうれしかったのは、離陸後すぐにオレンジジュースがサーブされたこと。そのあと小袋に入ったスナックが配られたので、エコノミーでもドリンクはあったものと思われます。

日本行き便は写真の通りプラスチックカップですが、ドイツ行き便は、ガラスのコップだったような記憶があります(記憶違いかもしれません)。

食事はエコノミーと違うらしい。食器が陶器なのもうれしい

JALプレミアムエコノミーの場合、食事はエコノミークラスと同じでしたが、ルフトハンザのプレミアムエコノミーの場合、食事はエコノミーと違う模様。食器が陶器やガラスのグラスなのは、ちょっとうれしい。

とはいえ、食事の内容は昨今珍しく、全般的にそれほどおいしくはありませんでした。

日本行き便の夕食

ルフトハンザのプレミアムエコノミーの夕食

メインはビーフカレー

日本行き便の朝食

ルフトハンザのプレミアムエコノミーの朝食

スクランブルエッグの朝食。パンはびっくりするほどパサパサ

フランクフルト行き便の夕食

メインは豚の生姜焼き

フランクフルト行き便の昼食?

メインはすき焼き

ルフトハンザのプレミアムエコノミーのアメニティは一般的な内容

アメニティは、スリッパのほか、歯磨きセット、アイマスク、靴下、耳栓、ウェットティシュ。エコバッグに入っていたので、行きは気づきませんでした(爆)。

ルフトハンザのプレミアムエコノミーのアメニティ

機内エンターテインメントは、スクリーンも大きく、内容充実で満足

エコノミーもプレミアムエコノミーも内容的には違いはないと思うのですが、機内エンターテインメントは、内容充実で満足でした。行きも帰りもそれぞれ映画を3本ずつ見て、少し眠っただけで到着(行きは約11時間、帰りは約12時間)。到着は現地時間の午後から夕方だったため、時差ボケになりにくかった、という点でもよかったです。

ただし、なぜか、往復とも、スクリーンの文字が途中から文字化けして、若干使い勝手が悪かったです。

おわりに

前回のJALに比べ、ちょっと残念だったルフトハンザのプレミアムエコノミークラス。料金や所要時間的には、悪くなかったのですが、次回以降は、別航空会社を試してみたいと思いました。

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